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【旅する段ボール】島津冬樹のプロフィールと「好きなことを見つける方法」

島津冬樹プロフィール

12月7日に公開した『旅するダンボール』が話題になっていますね。

このドキュメンタリ―映画は、島津冬樹さんというダンボールアーティストのお話です。

普通ならゴミとなってしまう段ボールを集めて、印刷された文字やデザインなどを活かして財布を作る。

なぜダンボールなのか。

どうして映画化されるほど注目を集めたのか。

とても気になったので、彼のプロフィールやダンボールアーティストになった経緯などを追ってみます。

島津冬樹のプロフィール

まず彼のプロフィールです。

1987年 神奈川県藤沢市に生まれる
2009年 多摩美術大学情報デザイン学科在学中にダンボールから財布を作るプロジェクト「Carton(カルトン)」を始める
2012年 広告代理店(電通)に入社
2015年 (ダンボール)アーティストとして独立&結婚
2018年3月 SXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)Film Festivalで”From All Corners”という英語タイトルでドキュメンタリー映画を初上映
2018年12月 映画”From All Corners”の邦題『旅するダンボール』公開(12月7日~)、書籍「段ボールはたからもの」出版(12月11日~)

美大で情報デザインを専攻し、若い頃から収集癖があった。

こうしてみると、

「ダンボールアーティスト」としての道(レール)が生まれたときから敷かれていた。

そんな印象さえ受けてしまいます。

ダンボールアーティストになった経緯

島津冬樹さんの記事を紐解いていくと、

彼がダンボールという素材で財布を作ることになったのは、大学2年生のとき。

ボロボロになった財布を買い替えたくてもお金がなかった。

「だったら作ってみよう!」

ということで、大学の課題制作で余っていたカッコいい段ボールを使って、粘着テープで作ったのが最初の作品。

すぐに壊れるかと思ったら、9ヵ月も使えたそうです。

当初まわりの反響は良いとは言えなかったのですが、多摩美大の芸術祭フリマで販売してみると、20個すぐに完売!

「これはいける!」

ということで、ブランド名カルトン(Carton)として制作販売活動を続けていったようです。

美術×ビジネスって最強ですよね。

世界とつながるこれからの生き方

島津冬樹さんの活動の様子をながめていると、世界を舞台に輝いている印象があります。

ダンボールという素材と話題性

まずアート素材としてダンボールを選んでいる時点で、世界中を旅しながら現地の人たちと交流する必要があります。

「これタダでもらっていい?」と質問してOKをもらわないと収集できません。

もちろん、捨てられた段ボールを拾うだけのときもあるでしょう。

そんなゴミのようなものを集めているだけで、「アイツは何者だ」と話題になります。

表現と交流の場

海外でワークショップを開くことで、さらに深い交流をしていますね。

不要なもの・ゴミとなってしまうものに価値をつける「アップサイクル」という観点からも注目されていて、意識高い系の人たちとつながる共通言語も得たようです。

日本公開前に、ドキュメンタリー映画を製作し、SXSWのフィルム・フェスティバルへ出品すること自体、センスがいいですね。

まるで村上隆(むらかみたかし)さんの戦略のようです。

このようにダンボールアートを通じて、世界の人たちとつながっていく様子にあこがれますね。

今後どのような展開をしていくのか楽しみです。

島津流【好きなことを見つける方法】

一度きりの人生だから、自分のやりたいこと・好きなことを見つけて突き進みたい!

そう思っているけど、いったいそれが何なのか分からない。

と模索しているなら、彼の言葉が参考になります。

好きなことが見つかるかどうかは、いかに日頃からアンテナを張っているかだと思います。 ―中略― 好きなものがない状態というのは、見方を変えれば自分では何もしていない状態であって、それだとなかなか見つかりません。好きなものが最初からハッキリとある人はいいですけど、そうじゃない人はやっぱり出会うための努力をする必要があると思います。

ダンボールアートに出会うまで、1日1作品の創作を自分に課していた島津さん。

大切なのは、すぐに正解を見つけようとすることではなく、たくさんの試行錯誤を毎日のように実践するってことでしょうね。

やがて、やってきたこと(点)が、まるで用意されていたレール(線)になる日が来るんですね。

それまでは、いくつもの点を打ち続けること。

まとめ

島津冬樹さんの映画が日本でも公開されて、彼の生き方にスポットが当たってきました。

これまでも何度もメディアで取り上げられましたが、あらためて彼のプロフィールやダンボール・アーティストになるまでの経緯をお伝えしました。

次に紹介するときは、さらに進化されて「ダンボール・アーティスト」という肩書ではないかもしれません。

そうなることを期待しつつ、これからも応援しています!

参考資料